トライブ型チームのイメージを簡単に言えば、「チームが仲良く、地域とのつながりが深い組織」です。

しかし、チームのメンバーがもともと仲の良い友人たちの集まりであるならいざ知らず、企業運営と言う視点から考えると、トライバルチームが自然発生的に生まれることを期待していては経営が立ち行かなくなります。

だからこそ、企業内で「ある程度」仕掛けを作っていくことでトライブ型チームが生まれやすい土壌を作っている必要があるのです。

ただし、誤解しないでいただきたいのですが、トライブ型チームというのは本質的に経営側が積極的に介入しコントロールできる組織とは違います。

ブレてはならない方向性を決めておくことや、ネガティブリスト方式と言って「やってはいけないこと」を決めておくことは出来ますが、運営については基本的に自主性に任せる組織です。

だからこそ、創造的で柔軟な対応が出来る組織になると言うことを念頭に置いてください。

 

では、トライブ型チームを創るための視点を1つずつ紹介して行きましょう。

 

5つの視点

 

1.志縁でつながるチーム作り

志縁とはビジョンやコンセプトを通したつながりのことを指します。

企業では社是社訓のようなものをイメージしていただけると分かりやすいと思いますが、普通の企業の社是社訓のように「立派なお題目だけど誰も共感していない」ような形だけの目標ではなく、メンバーがきちんと同意している必要があります。

また、企業1社のものというよりも、地域やコミュニティと共有できる方向性です。

 

2.情報共有・フィードバックシステム

トライブ型チームの強みは従来の組織に比べてつながりの量が増えることで、新しい創造性を生み出すことです。そのためにはメタ認知を発生させ、メンバー同士の情報共有が必須になります。

 

3.報酬・人事・バリューシステム

「報酬」という言葉を使うとどうしても金銭的なイメージがありますが、必ずしもお金そのものである必要はありません。大切なのは、きちんと仕事を評価(承認)した上で、メンバー各々が持っている「志(目的や理想)」に応じた報酬(非金銭的報酬ないしは金銭的報酬)を与えることです。

 

4.コーポレートブランドづくり

地域コミュニティに限らず、自社と接点のあるコミュニティに対して、自社がどのような企業なのかを認知してもらう活動です。

フェイスブックなどのツールを活用しても良いですし、イベントなどの活動を企画したり、参加したり、など自社らしさを広報する活動です。弊社で取り組んでいるコミュニティウェイもその一つです。

 

5.社員の地域への開放

これからの企業は、その活動を通して社会や地域に貢献していくことが求められます。

無理な形でCSR活動をするのではなく、自社の仕事を通して貢献していく必要があります。そのために、社員を地域へ開放し多くの活動を通して自社の活動全体へフィードバックするのです。

 

以上、トライブ型チームを創る5つのポイントをご紹介いたしました。

ぜひ、参考にしていただければと思います。