エーザイの、認知症の薬「アリセプト」。

1990年の末頃まで、「認知症」という病名が知られておらず、「ボケ老人さん」とか「徘徊老人さん」というのは、あまりバレたくないので、隠してしまう傾向がありました。

市場がないどころか認識もされていなかったので、「これはれっきとした病気なんだよ。病気なんだから治るんだよ。薬を飲めば治るんだよ。」ということを呼びかけることから始めました。

このころ、日本全国で100人ぐらいしか認知症かどうか判断できる医者はいませんでした。

なので、まずは自治体と薬剤師と組んでどんどん地域で講演会やワークショップを行ってきました。その結果、市場をつくりだし、エーザイの薬も売れるようになりました。

こういった、地域、顧客に寄り添う、三方良しの考え方が、まさに社会貢献型のビジネスモデルだといえます。