「顧客価値」の定義を終えましたら、このビジネスは、どのように「利益」を生み出していくのかを定義します。

もし、顧客価値の定義がしっかりと出来ているのに、儲からない、ということでしたら、「利益」の取り方に問題があるのかもしれません。「利益」について、最初からしっかりと考えていかないと、会社が破綻してしまう可能性もあります。

「誰」から儲けるのか?

「何」で儲けるのか?

「どのような」時間軸で儲けるのか?

例えば… 有名な事例「インクジェット・プリンタ」の利益の取り方

 

今とても安く販売されている インクジェット・プリンタ。お客様がプリンタ本体を購入した時点では、あまり儲けは生まれません。プリンタ本体をご購入後。例えば、お客様が「年賀状を自宅で作りたい」という《用事》が解決されたその日以降、インクが繰り返し必要になってきます。インクで儲けを生み出しています。また、儲けない「人」「もの」を決めることも重要です。

もう一つ事例をあげますと… 「田心マルシェ」

私たちは、旧くからある傍を楽(はたらく)カタチとして、農業を、弊社事業の大切な軸の一つとしており(われまちへ飛ばす)、有機・無農薬栽培等、持続可能な農法をとる、思いのある農家さんとのご縁を頂いています。

私たちも小さいながらに畑をもっており、無農薬栽培、白菜やキャベツ等、虫を一つ一つ手で取る作業等、農薬を使用する作物とは比べ物にならないほど、手間暇かかります。

そんなこだわりある農家さん。日頃、栽培に手間暇かけ、未だビジネスモデルを考えることに手が回らない農家さんを、何か応援することは出来ないか。共に、持続可能な「農」「食」を残していけないかと考え、【田心マルシェ】を開催しています。

安心新鮮美味しい!お野菜を、ローカルを感じる心豊かな食卓を、私たちの地域・東京に作り出す。同時に、ローカルで奮闘する思いある農家さんを、東京の人と買い支えする。そうして、持続可能な「農」「食」を次の世代に残していく、優しい生態系を築いていきたいと私たちは考えています。

そして【田心マルシェ】では「たごころ便」としてお金を頂いています「利益」。

【田心マルシェ】では、「有機無農薬のこだわりあるお野菜はこんなに美味しいんだ」「こういった思いで野菜を育てている農家さんがいるんだ」と知ってもらう。最低限赤字にならないように気をつけるところではありますが、ここで利益を生み出そうとは思っていません。

「安心安全美味しい!有機無農薬の野菜を年に3回お届けします!」と【たごころ便】で、野菜販売時でなく、その後の「年会費」で、私たちはお金をいただき、有機無農薬のお野菜を届ける流通の仕組みを作る等して、農家さんへ還元していきたいと考えています。

「誰」から儲けるのか?

「何」で儲けるのか?

「どのような」時間軸で儲けるのか?

ビジネスモデルの第一のポイントとして「利益」を今一度書き出していきましょう!

☞【ビジネスモデル~第三のポイント「プロセス」】

☜【「顧客価値」状況が見えれば、共存できる!】