意識の成長プロセス(自我の4階層)

― ケン・ウィルバー ―

初期自我
4歳くらいから、身体から分化した形で自我が立ち上がってくる。このレベルでは「イド」からの衝動がそのまま行動に出る。

②中期自我
7歳くらいになると、親のしつけや社会的な規制から「超自我」が形成され、「イド」からの衝動をコントロールできるようになる。「イド」と「超自我」の葛藤が始まる。大人の世界に対しては、被保護―服従―依存、という関係性がある。

後期自我
12歳くらいから、反抗期を経て、依存を断ち切って独立した自我を獲得していく。理性でコントロールして、立派な社会人としての「ペルソナ」を演じることが出来るレベル。「ペルソナ」がしっかりしていればいるほど、「シャドー」も強力に育っている。「ペルソナ」と「シャドー」の分断による闇も深い。「シャドーの投影」による「戦いの人生」を歩みだす。

④成熟した自我
「シャドー」をある程度統合すると、むやみに闘争を仕掛けなくなる。自己顕示欲や装いが減り、自然体になる。自分と意見や価値観が違う人に違和感を持たなくなる。多様性が許容できるレベル。