イノベーションが起きる組織は、社員がフローな状態である。

しかし、社員がフローな状態になれない、5つの壁があります。

 

・上司の壁

・組織の壁

・文化の壁

・バカの壁

・人事の壁

 

 

部門の壁。

 

いまやイノベーションを起こし続けている日産。そんな日産も、停滞している時期がありました。その停滞を打破したのが、ゴーン会長の改革でした。

 

その改革は、ヒエラルキー型組織ではなくクロスファンクションチームと呼ばれる、横のつながりの組織を若手の中間管理職層がつくりあげたことで、イノベーションが起きたと言われています。このような、インフォーマルな組織を会社の中でつくることが大事です。

 

日産は大きな会社の例ですが、中小・中堅会社の例として、フェリシモという広告企画の会社があります。

フェリシモでは「猫部」など、全部で20近い部活動があり、部活動への参加を推奨しています。実際に、その部活動の中から、さまざまなイノベーションが起きています。

 

フェリシモの矢崎社長は「今、皆さんがご覧になっているフェリシモは、過去に誰かが考えだしたモノの集合体でしかありません。未来は常に1人1人の心の中にあります。未来はいつも自分たちが『こうありたい』とおもうことから始まっています。つまりは、内的な動機のつながりから未来ははじまります」と言います。フェリシモでは部活動を未来の出現のためのクリエイティブな時間として捉え、毎週水曜日に業務の中で2時間、部活動の時間を確保しています。

 

この部活動の特徴は、ただ野放しにしているのではなく、売上げを上げる、社会性を軸にする、お客様参加型、そして楽しいことをやる、無理はしないという軸をもっています。

 

例えば、グーグルなら15%、スリーエスなら20%が自主研究の時間になっていて、会社の中で自由に、興味があることにチャレンジできる時間を取っています。

このようなクリエイティブな活動をおこなう時間が重要なのではないかと思います。

 

企業がイノベーションを起こす上で重要になるのは、十分な自発性です。

自発性を発揮することで、社会性を織り込んだ世の中に役立つ商品を生み出すことができるのではないでしょうか。