人事考課や人事制度に時間を費やすのならば、個人のやりたいことや自分らしさを高める工夫をすることが大事です。

例えば、山登りが好きな人は、1000メートル登ったら2000メートル、2000メートルの次は3000メートルの山を登ろう、という思考になります。しかし、誰もが1000メートルの山を登ったら、次はじゃあ2000メートルの山を登ろうかな、というようにはなりません。

 

しかしながら、例えば目標管理システムでもそうですが、今年が100であれば、次は120へ、というのが今のところ会社の経営の一つの仕組みになってしまっています。本当に、その人が100やったら、次は120やろうと思っているのかということに関わらず、仕組みとしてそのようになってしまっているわけです。一生懸命になって目標を立てて、最終的に、期末に評価をする。そのような方法ではこれからの人事制度は動いていきません。

これからは、個人の成長による学習意欲が大切になります。確かに、弊社の関わりある学生も、自分らしさを追求した仕事をしたいと言っています。自分らしさなんて、まだまだ先の話だと私も思いますが、それでもそのようなかたちで関わってくる若い人たちも非常に多い印象です。

これからの時代の、内的な動機をどのように高めていくのかに、どんどん時間を費やさなきゃいけないと感じています。