マスコミ等々では、「平成30年になると、5年経った契約社員は全員正社員になるんだよ」といわれています。でもこれ、半分は本当で半分は嘘です。「期間の定めの有無以外は、原則として有期労働契約時の労働条件と同一となる」と出ています。つまりは、「5年経ったら期間の定めの無い契約になりますよ」、これはそのとおりです。正社員と同じように期間の定めの無い契約になります。しかしながら、パートさんとかアルバイトさんとか契約社員の方、そういった方々は原則として有期労働契約時の労働条件と同一になる。

ですから、「この人が週3日のパートさんでした」「1日6時間のパートさんでした」「賞与はこの方に出していません」そのような方々はその条件のまま無期の契約になるのです。なので、社員から「私、正社員になれるんですか?」と聞かれたら、「いや、正社員という訳じゃないんだよね」と説明してください。

無期になるので、確かに今までのように「会社の経営がちょっと思わしくないから悪いけどあなたは雇い止めです」ということにはならないかもしれない。「だから、無期雇用になりますよ」と、「でも労働条件は今のままなんですよ」、というのが、原則の考え方です。

原則的にはこの有期労働契約時の労働条件と同一になるというところです。