組織の変容ステージを意識した対話の在り方


 

これからの時代、自分ごとから皆ごと、そして最終的には世の中ごとへと意識を変容していくことが求められます。その結果、組織全体のブレイクスルーが起きて、イノベーションへとつながっていきます。

組織の「工業化モデル」の土壌は変えなければ、組織はチーム、コミュニティにはなりません。昔は「工業化モデル」がスタンダードで目指すべき組織の姿として掲げられていました。しかし、これからは機械的で無機質なつながりの工業化モデルでは組織の経営は難しいということが、経済の流れから明らかになっています。

それは、モノや人がお金を動機として動く市場主義の社会からモノや人がつながりで動く共同体主義の社会へと価値観が変化しているという社会的背景があるからです。

社員一人ひとりが世の中ごとで捉えイノベーションをおこす未来型の組織への変容は、まず対話の在り方から見直していくことからはじまります。

そして、組織全体が世の中ごとの意識でつながるコミュニティとして、社会貢献型ビジネスモデルを実践していく土壌を耕していきます。