重点評価項目チェックシート


近年働き方の多様化により統一的な項目での人事評価は難しくなってきているため、個別の目標管理制度の運用が求められる。これまでは「プロセス」と「執務態度」については評価シートを用いて評価し、「成果」は売り上げなどの結果を元に評価してきた。

しかし、職務の多様化により今後成果による評価に重点を置かざるを得ず、これまで以上に上司と部下の対話を重視した評価が重要となる。また、その個別目標は常に変化するため、1か月毎の面談を実施することが望ましい。それと同時にオンライン化で部下の行動が実際に見えない時も増えてくるため、執務態度などの順守すべき重点項目の確認を行い、減点方式で評価する事も今後重要となるだろう。

『月刊 人事マネジメント』(ビジネスパブリッシング発行)
2024年12月号  一歩進んだ「人事ツール」活用術
執筆者: 畑中義雄