「せっかく経営計画書を作ったのに社員の反応が薄い…」を解消するとっておきの方法


お客様や友人の経営者から、

「せっかく経営計画書を作ったのに、社員の反応が薄くてガッカリした。。。」

というお話を聞くことがあります。

わざわざ別会場を借りて発表会をしたのに、
ありったけの熱量を込めて理念とビジョンを語ったのに、
社員のシラケ具合ときたら。。。

と肩を落とす方もいれば、

発表会ではまあまあ雰囲気が良かったのに、
一週間後に聞いてみたら、内容をすっかり忘れているではないか!!

と憤慨する方もいます。

辛いですよね。

では、なぜ、こんな悲劇が起きてしまうのでしょうか?

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経営計画書への反応が薄い理由

その理由は、
社員の腑に落ちていないから。
これに尽きます。

なぜ腑に落ちないのか?

それは、
自分の仕事と暮らしの充実につながる実感が持てないから。

社長が掲げている理念は壮大で立派なんだけど、

普段の社長とはキャラが違わない?

それに、雲をつかむようで、よくわからない。
社長の熱意はわかったけど、どうも普段の仕事との関連性がわからないから、
なんか白けるんだよね。

とか

社長は「売上〇億円! 〇店舗出店!」と言ってるけど、

もし実現したら、給与は上がりそうにないのに、忙しくなりそうだ。
嫌な予感しかしない。。。

という反応が起こってしまうのです。

その理念やビジョンや目標が
自分の仕事内容や給与にどう具体的に反映されるのか?
そういったことが皆目見当がつかないと、右から左に抜けて行ってしまうんですね。

では、どうやったら腑に落ちるようになるのか!?

経営計画書が腑に落ちるようになるとっておきの方法

そのとっておきの方法は、
社員自身に経営計画書を噛み砕いて貰うことです。

具体的には、
理念やビジョンを自分の持ち味を活かしつつ体現するには、
こんな行動をしていけばいいな。

とか

この売上高を達成したら、このくらいの粗利が出て、
うちの会社の人件費の割合はだいたい〇%だから、
自分の給与はこのくらいになるな。

といったことを、
一枚のシートに書き出しつつ、たくらんで貰うのです。
シンプルですが、効果は絶大です。

「せっかく経営計画書を作ったのに、社員の反応が薄くてガッカリした。。。」

という方は、ぜひ一度お試しくださいね!

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引用元:「せっかく経営計画書を作ったのに社員の反応が薄い…」を解消するとっておきの方法

本記事は、ブログ<遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」>(クリーロ企業文化研究所)より転載しております。