歯科医師経営者向けの情報雑誌「アポロニア」に「物語で学ぶ 労務管理~本日もトラブル発生!」 で連載中!

郊外のターミナル駅前のビルで5年前に開業したぽかぽか歯科クリニック。あたたかい春のような「ぽかぽか」した歯科医院を目指しているが、労務トラブルも「ぽかぽか」起きる……? 本連載では、このクリニックを舞台に起きる労務トラブルについて、その対策を解説します。


根本さんの子どもがコロナに!

ぽかぽか歯科クリニックのパートタイマーの根本さんから、会社に電話がかかってきました。根本さんの子どもがコロナの濃厚接触者になってしまったそうです。従業員の家族が濃厚接触者となった場合、会社はどんな対応をするべきでしょうか? 休業期間や休業手当の有無、有給を使用するかどうかなど、クリニックとしての対応を考えました。
2021年10月号:トラブル128回/執筆:畑中義雄


「懲戒処分って?」

ある日ぽかぽか歯科クリニックに、西田院長の大学時代の後輩の経営者がたずねてきました。彼は先月入社したスタッフが、遅刻や無断欠勤を繰り返しているという悩みを打ち明けます。西田院長は知り合いの社労士を呼び、相談の場をセッティング。問題スタッフへの対応策や、注意、指導の仕方、懲戒や解雇までの対応フローについて話し合いました。
2021年9月号: トラブル127回/執筆:梅津裕一郎


「スタッフと連絡取れない!」

ぽかぽか歯科クリニックに、久しぶりに新人が入社しました。週3日勤務し、ゆくゆくは正社員登用も考えていましたが、だんだんと遅刻や欠勤が目立つようになります。会社は電話やメールで出勤をうながしていましたが、ついにスタッフと連絡がとれなくなってしまいました。こういうとき、会社はスタッフをすぐに解雇できるのでしょうか? 
2021年8月号: トラブル126回/執筆:畑中義雄

「定年がなくなる?」

初夏のぽかぽかクリニックでは、歯科助手の根津さんのトライアスロンの話で盛り上がっていました。根津さんのトライアスロンの師匠は彼女の祖父。定年後も再雇用されており、70歳まで同じ会社で働けるそうです。その話を聞いた西田院長は、会社の定年制について思いをめぐらせました。近年の高年齢者雇用安定法の改正ポイントを押さえながら、定年や継続雇用制度を導入するにはどうしたらいいのか、社労士の永井さんと話し合いました。
2021年7月号: トラブル125回/ 梅津裕一郎

「パートには慶長休暇がない?」

パートタイマーの金子さんが、ある日、西田院長に「夫の母親の告別式に参加したいのですが……」と相談しにきました。西田院長はこころよく許可しますが、「正社員と同じように、特別休暇として有給でお休みをもらえますか?」と聞かれて戸惑ってしまいます。社労士にたずねると、今話題の「同一労働・労働賃金」に関係する事案のようです。はたして、パートタイマーに慶長休暇を与えないのは、「不合理な待遇」にあたるのでしょうか?
2021年5月号 :トラブル123回/ 梅津裕一郎

「ホテルから出向を受け入れる?」

コロナウィルスが蔓延している期間も大忙しのぽかぽかクリニック。歯科助手の石橋さんが、母親の手術のつきそいのために、しばらくお休みすることになりました。その間一番忙しい時間帯の受付や電話対応が難しくなってしまいます。西田院長は、石橋さんの知り合いで、ホテル勤務している人を一時的に雇用できないか考えました。他の会社で働いている人に自社で仕事をしてもらうには、どんな手続きが必要なのでしょうか?
2021年4月:トラブル122回/ 畑中義雄

「中井先生が胃がんに!」

ぽかぽか歯科クリニックでは毎年3月、年に一度の定期健康診断をしています。そんな中、暗い表情をしている人がいました。勤務医の中井先生です。彼は西田院長に「初期の胃がんと診断された」と打ち明けました。西田院長はこのことがきっかけで、社員が大きな病気やケガをしたときに備えて、治療と職場復帰を後押しする仕組みを考えることにました。
2021年3月号:トラブル121回/ 梅津裕一郎

「60歳以降のスタッフを雇用?」

コロナ禍の中でも忙しい毎日が続いているぽかぽかクリニック。人と接することが多いので、スタッフの誰がいつコロナに感染したり、濃厚接触者になったりしてもおかしくありません。西田院長はリスク回避のためにパートの助手を募集することにしました。すぐに応募がありましたが、58歳という年齢が少し気になります。ぽかぽかクリニックの定年は60歳だからです。高齢の方に長く働いてもらうためには、社内の制度をどんなふうに整備すべきでしょうか。
2021年2月号:トラブル120回/畑中義雄

「短時間正社員って?」

ささやかな新年会を開催しているぽかぽかクリニックに、勤務医の中井先生の後輩の小林さんがやってきました。何か悩みを抱えている様子です。中井先生と西田院長が話を聞くと、優秀なパートさんがより良い待遇を求めて転職を希望していると言います。西田院長も他人事ではないと感じて社労士に相談すると、「短時間正社員という制度を作ってみてはいかがでしょうか」と提案されました。短時間正社員とはどんな制度で、導入するとどんなメリットがあるのでしょうか?
2021年1月号 :トラブル119回/梅津裕一郎