対話のプロセスを大切にした 個が活かされる組織づくり
第45回目の放送は、
「対話のプロセスを大切にした 個が活かされる組織づくり」をテーマに、認定NPO法人かものはしプロジェクト事務局長の小畠瑞代さん、経営管理部マネージャーの曽根原怜子さん、弊社畑中(聞き手・弊社金野)によるトークセッションをお送りします。
かものはしプロジェクトさんは、2002年、東南アジアの人身売買・児童売買の問題解決のため創業されました。
カンボジア、そしてインドと、人身売買が起こらない仕組みづくりに力を入れ、根本的な解決を目指されてきました。
日本国内でも活動を展開し、子どもへの虐待や暴力の課題解決に取り組んでいます。
今回は、かものはしさんが大切にしているはたらくあり方や弊社が伴走させていただいた”人事制度づくり”の歩みについて、お話を伺いました。
かものはしさんの文化として最も重視されていることが、「尊厳を大切にする」こと。
自分の尊厳を大事にできているか?
そして、他者の尊厳を大事にすることを試みているか?
まずは自分を大切にし、人間らしい・自分らしい生き方を守った上で、社会のためになることを考える―自己犠牲はしない、ということを大切にされているそうです。
このような理念が生まれた背景には、働く皆さんの考え方の変化がありました。
元々は「ミッションを達成することが第一」という側面が強かったのですが、家族や家庭を持つなどライフステージが変わることにより、この理念では社会が成り立たない、自分たち自身もサステイナブルではないという思いに至ったと言います。
そのような中で、組織のあり方・仕組みを改めて考える人事制度の見直しを始めました。
当初描かれていたのは、多様な職員が自分の個性を活かしながらイキイキと働ける・成長を実感できるような場であること。
この制度づくりのプロセスに、約1年半にわたり弊社が携わらせていただいたわけですが、何度も対話を重ねながら、個が活かされる制度をいかに盛り込むか?を構想されてきました。
一人ひとりが活かされる働き方を模索しながら、実践されている姿を見ることができ、これからの組織のあり方について考えさせられるひとときでした。
「今日も元気に野菜がうめぇ しまうま田心カフェコーナー」
「農と食で地域がつながる」をコンセプトに、地元・台東区かっぱ橋通りにコミュニティカフェ「田心カフェ」をオープンしました。食を通して地域を知る!毎回『江戸野菜』ゆかりのゲストをお招きし、食を通した学びを、皆さんと一緒に深めていければと思います。 ラジオを聞いていただいた方には何か特典があるかも…♪
今回は、9月28日に秋葉神社さんで開催する地域のお祭り「秋葉さまの田心マルシェ」について、お話します。
しまうまわくわく相談室
地域で暮らし働くリスナーの皆さんからの「はたらく」に関わる質問・相談におこたえする当コーナー。
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