ひとり社長の志経営「7つの新常識」 ~10年後も社会から必要とされるビジネスとは~


現在の日本社会は、長引くデフレ・格差・高齢化・うつ病や過労死など、様々な問題を抱えています。これまでの経済の仕組みに、限界が訪れているように感じます。では、我々の目指すべきところとは何でしょうか?

そのヒントは、「江戸の庶民の暮らし方」や、「今も元気に業績を伸ばす企業のあり方」から垣間見えます。これからは、「規模の大きい会社が規模の小さい会社を喰う時代」ではありません。「志の大きい”個”の集団が、志の小さい会社を喰う時代」です!

本書では、志高き”ひとり社長”が社会とつながりを持ち、「10年後も地域社会から必要とされる存在」になるための、心構えとノウハウをお伝えします。

ひとり社長の志経営「7つの新常識」
~10年後も社会から必要とされるビジネスとは~
■目次■『新常識1』
経営は10年スパンで考える。中・長期視点が大切
事例:キヤノン、織田信長、良品計画
・事例にみるイノベーションを起こすための
    「自然な時間」
・ピンチはチャンス!ニーズは自ら作り出せ!
・10年計画はなぜ必要?『新常識2』
戦略は、いかに競合と戦うかよりも、いかに競合と長く戦わないかを考えよう
   事例:任天堂、社会保険労務士
  ・任天堂Wiiに学ぶブルーオーシャン戦略とコンセプト作り
  ・皆さんはアーリーアダプター

『新常識3』
安売りはするな!おもいのこもった商品で勝負しよう
   事例:デンマーク

『新常識4』
商品の成長曲線に従え!
新たな市場開拓には「口コミ」&「プラットフォーム」マーケティング
   事例:楽天、アマゾン

『新常識5』
ダーウィンの進化論に学べ。生き抜く力は変化する力
   事例:久米繊維工業、湯沢屋、金谷ホテルベーカリー、飯塚農場
  ・「変化」のキーワード
  ・コミュニティによる問題解決の視点
  ・まず、「自分の強み」を見つけなさい!

『新常識6』
give・give・give & take!不存在のデメリットで勝負しよう
   事例:セブンイレブン、おづつみ園、有限会社人事・労務、パタゴニア
  ・”不存在のデメリット”領域への挑戦
  ・”give & take”は過去の常識

『新常識7』
社長がいなくてもまわる経営。部下もパートナーも社長の分身
  事例:星野リゾート、石井造園
  ・組織運営に必要不可欠!従業員が共感する”コンセプト”
  ・社長がいなくても事業はまわる!志高き社長の分身を育てなさい