組織は発酵しながら出来てくる
このところ組織開発のお話を聴く機会が多いです。
組織開発、組織づくり、チームビルディングなど
言葉は色々ありますが、
私としては、組織は作るものではなく「なる」もの。
「発酵」が今の私のスタンスに合うなあ、と思っています。
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集団が内包する力に委ねてみよう
会社に当てはめてみると、
社員おのおのが酵母で、
外からもたらされる切っ掛けは触媒です。
酵母が触媒に触れることで、
集団の中で自然と発酵が起こるのです。
外から手を加えたり、やり方を当てはめたりするのではなく、
あくまで、集団が内包する自然な力に委ねる。
ということが大切だと思います。
上司や外部の専門家があれこれ指示すると即効性はありますが、
すぐに戻ってしまいます。
上意下達のマネジメントではなく、集団で自然発生的に学び合える環境整備。
環境に合わせてじわじわと変化していく発酵。
これがこれからの組織に大切だと考えています。
知恵を結集しないと解決できない大きな課題が発酵のきっかけに
で、それはどうやってやるのか?
と疑問に思われる方も多いと思いますが、
みんなの知恵を集めないと解決できないような大き目な課題に取り組むこと
が良いと思います。
ちなみに、就業規則をみんなでつくることも触媒の一つです。
就業規則づくりを通じて
自分たちで
・プロジェクトを発足し
・プロジェクトの目的と出来栄えの共有を行い
・ミーティング進行とスケジュール調整も行い
・学び合いをすることで
これまで思いもよらなかったようなアイデアが生まれやすい集団になっていきます。
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引用元: 組織は発酵しながら出来てくる
本記事は、ブログ<遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」>(クリーロ企業文化研究所)より転載しております。