楽なことに胡坐をかかないコミュニケーションの大切さ

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creative office tie 長田 水紀氏

ー仕事を楽にする関係の作り方とは?ー

7年間以上写真の仕事をされている長田さん。事務所の先輩にお世話になりつつウェブや取材や写真等のお仕事をされていらっしゃいます。そんな長田さんにデザイン視点での仕事におけるベストなコミュニケーションについてお伺いしました。

・仕事の芽を摘んでいないか?

技術的なところって、みんな自信をもっていて、提案している方も良いと思うから提案していると思うんですけど、

そこがシンクロしていないと物事はうまくいかなくて。

一方が良くても、もう一方が嫌だと思っていたら関係性ができていないことになります。

手前で話していればチャレンジしてくれたかもしれないし、こちらも提案できたかもしれない。

仕事がよくいく芽を摘んでいるかもしれない。

ほんとに手前のコミュニケーションを気を遣うようにしています。

そこをなんとかしておければ、ピンチの時に一緒にやっていこうとかなるので、気を使っています。

・今のコミュニケーションは、ベストなの?

簡単に済ませようとすればするほど、言葉のあやが気になったりする。

うまくいかなかったりギスギスしたりする。

(コミュニケーションがツールによって)楽にいけばいくほど、なりやすい。

もともとある、アナログな要素を無下にしちゃいけないし、新しいからと言って、楽になるとは限らない。

楽だから、メッセージに逃げようとかではなく、何がベストなコミュニケーションの方法なのか?意識してとっています。

・コミュニケーションにおいて、最も大事にしていること

疑問に思ったことは、質問する。

結論に至っていないもやもやは結局大きな問題になったりする。

なので、恥ずかしがらずに聞いて、向こうもきちんと答えられなければならないことなので、きちんと聞く。

すごい基本的なことを質問しているんだろうなあ。とか。恥ずかしいなあと思ってても

それが上手くいってないおかげで、言おうとしていることが結構あって。

最初にそういう質問をバンバンしていった方がコミュニケーションが回る。

そういうところを、一番大事にしている事です。

仕事をする上で、成果を重視しすぎるとコミュニケーションがお座なりになりがちですが、

長田さんはコミュニケーションと成果の結び目を教えてくださっています。