働き方改革を支えるクレドを基点とした組織づくり


ダニエル・キムの”成功循環モデル”の理論を踏まえて、個と個の関係性の質を良くし、チームのパフォーマンスを上げていく。そして、組織の状態の見える化をはかり、心理的安全性の高いチームづくりをしていくこと。これが、”自ずと役割を見出し当事者意識で動く”自律分散型組織”を目指す道のりです。
その道のりを進むスピードを加速してくれるのが、クラウドシステム「ハピネス5」です。

先日、この「ハピネス5」を取り入れた組織づくりの事例について、某雑誌の記者の方にお話しする機会がありました。テーマは、「働き方改革のその先の組織のあり方」。舞台は、横浜の地域企業・スリーハイさんです。

スリーハイさん のインターン生活動報告会・交流会にて

このスリーハイさんでは、2012年からクレドづくりを基点にES経営を推進しています。数年前、残業増大の実態に課題意識を持ち、以来、朝礼での“終業時間のコミット“と“業務内容の共有”という場づくり面、そして“クラウドシステムによる勤怠管理での見える化”というシステム面、両面から働き方改革を進め、残業時間を削減しました。並行して、業務の平準化とパートの戦力化にも注力し、成果創出のための新規事業にも着手しています。
これらの取り組みを支えた土台がES組織開発。朝礼や定例会議など対話を軸とした施策だけでなく、ハピネス5によるデジタルもおりまぜた見える化・共有化によって、個の成長とチームのつながりの質の向上にフォーカスした取り組みを推し進めてきました。

工場兼カフェの運営など地域に開かれたコミュニティ経営が注目を集めるスリーハイさんですが、そこには、対話の文化が根付き心理的安全性が高い職場風土が存在しています。このように、”対話の習慣”と”接点を増やす場づくり”によって、個も組織も変容し続け、安心・信頼の空気感の中でイノベーションを起こし続ける組織体を各地に増やしていけるよう、これからも力強く組織開発を推し進めていきたいと思います。