遊ぶように仕事するということ
先日、博多にあるティール組織・ホラクラシー経営を実践している会社の見学に行ってきました。
件の会社がなぜこうした組織にしたかというと、
会長が子供だった頃の「秘密基地遊び」が原点になっているそうです。
夢中になった遊びの記憶を辿ってみよう
ルールも会議もないけど、なんとなくみんなで楽しく作り上げていた秘密基地。
これが会社でも再現できるのではないか?社会実験してみよう!
から始まり、今のような組織になったとのことでした。
とはいえ、
採算度外視で経営しているわけではなく、現在23期目でスタッフ数200名超。
売上は70億円に達しているそうです。
このお話を聴いて、ここ数年言われ出した「遊ぶように仕事をする」
の答えを見たような気がしました。
社員みんなが、
・子供の頃に何に夢中になっていて
・なぜそれが好きだったのか?
・どんな風に遊んでいたのか?
・遊ぶ時にどんな思考を巡らせていたのか?
を紐解いてみると、面白いことになりそうです。
自然体で夢中になれるアプローチを見つけよう
子供の頃に夢中になっていたことは、自身の価値観に直結していることが
少なくありません。
これは、経営理念づくりのお手伝いをしてきた経験から、自信をもって言えます。
ちなみに、私が夢中になっていたのは「自転車で知らない道を探検すること」
新しいものを見つける楽しみ、独自性を探る喜び は今もなお、です(笑)
とまあ私の話はさておき、
経営者はもとより、社員それぞれの価値観を大切にする。
子供の頃の記憶を呼び覚まして
自分が自然体で夢中になれるアプローチを見つける。
そして、それを仕事に転用してみる。
そうやって、みんながワクワクする感じを再現する
これこそが、
社員が活き活きと働け自然と成果を生み出す
いわゆる「遊ぶように仕事する」なのではないか?
と思い至った次第です。
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引用元:遊ぶように仕事するということ
本記事は、ブログ<遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」>(クリーロ企業文化研究所)より転載しております。