コミュニティで生きていく 人間本来のあり方を取り戻せ!


昨年法案が成立したワーカーズ・コレクティブ法。

今日は、古村理事長、田嶋専務、高成田事務局長はじめ幹部の皆様とSDGsで全国的に定評のある大川印刷 大川社長との意見交換会。

コミュニティの話や

雇用を前提とした働くあり方そのものへの投げかけ

学校教育の話

いま若者が何を求めて働くのか?

など多岐に渡って意見交換をさせていただきました。

弊社金野からは組織をコミュニティへと変容していくにあたってのクレドの話や矢尾板からは903シティファーム推進協議会の活動についてお話をさせていただきました。

そして、大川社長からはクレドを中心とした組織がコミュニティへと変容していく取組の実践について具体的な事例を発表していただきました。

古村理事長の人間は人間そのものの中にコミュニティで生きていくという人間本来のあり方が備わっているのになぜ人間が介入しなくてはならないのかと言う投げかけは、

自然農法は放置とは違う。作物は自然にはそだっていかない。それは、野菜や大地が野生を忘れてしまった状態ではそれは単なる放任となってしまう。そのためには人間が野菜が育つのを見守り場を整えてあげ野生が目覚めるのを手助けをしていく

放任と自由とは違う

という自然農法家の福岡正信さんの話を思い出しました。

大川印刷さんのSDGsが他社とあり方が違うのは、日本がCSRブームとなる前からあり方として本業を通じた社会貢献を掲げてからずっと組織としての場を丹精込めて見守り、整えて行く過程の中で社員のコミュニティ意識が目覚めていき結果としてコミュニティになっていく、そんなところにあるのだなあと思います。


2021.05.12掲載