HRテクノロジー時代が到来


人事の分野ではHRテクノロジー元年が来たとも言われている通り、近年ではクラウドソーシングやAI、ICT、lotといったテクノロジーが発達したおかげで、リアルに組織の状態を見るということが常にできる時代となりました。
今後の人事や労務管理のコンサルティングにおいては単に勘で進めるのではなく、色々なツールを活用して作成したデータに基づいて進めていく必要性があると考えます。

例えば、企業の組織状態の調査について。弊社では「人財士」というソフトを使い、「組織機能・自由度」「自律性・目標意識」「PM理論のパフォーマンス・メンテナンス(職場のリーダーとして診断)」の6つの軸をもって、組織風土、個人特性、リーダーシップについて実際にデータで視覚化して組織状態を客観的に把握するといったことを行っております。
また目標管理シートについては、弊社ではクレド(信条・志)をリンクさせた日報共有アプリ「gamba!」システムを導入しています。

従来の目標管理としては、半期や四半期ごとに紙ベースのシートもしくはデータとして個々に集めるというものが多く手間も時間も必要だったかと思いますが、このシステム導入によりリアルタイムでフィードバックができるようになります。社員がどんな目標を立て、目標に向かってどんなことを毎週毎日やっているのかを皆で共有できるもので、非常に利便性が良いと実感しているツールです。
また、オンライン付箋サービス「lino」システムもおすすめしています。いつでもだれでも見ることのできるオンライン上の掲示板であり、日常で気付いたことを好きな時にデジタルの付箋にして掲示板に貼っていく仕組みです。毎月イノベーション大賞と称して社内で表彰をしていますが、この中から新しいビジネスモデルを組むことにも繋がっています。
他には、予定管理や情報共有は「サイボウズ」、SNSに関しては「facebook」、給与計算は「Money Forward」等は弊社で実際に活用しているツールであり、このようなオンラインツールの導入・活用の啓蒙もしています。