前田牧場から学ぶ 地域にえがおが循環するコミュニティ経営


オンラインTERAKOYA読書会 シリーズⅥ「地域のつながりを起点とした幸せな経済のまわしかた」

コロナ渦において、物理的な距離が生じる中でいかにつながりを感じながら共同体感覚を持って日々の仕事に取り組めるか、という点はさまざまな企業において課題にあがってきました。ワーケーションやパラレルキャリアなど新しい働くかたちも推奨されるようになり、社会全体が、地域を舞台にした働き方へと価値観がシフトし始めているとも言えます。

翻って地域に目を向けてみると、農業を柱とした協同組合の形で地域の共有価値を維持している所や、地域内の畜産・農業・小売りなどさまざまな業態が連携して価値を生み出し循環させている所など資本主義の枠組みを越えたところで経済がまわり価値を生み出している地域があることに気付きます。未だ見通しが立たないこの時期ですが、日本のローカルを舞台にした新しい働くかたちについて学び、それぞれのフィールドで実践する機会にできればと思います。ぜひご参加ください。

オープニングセミナー:前田牧場から学ぶ 地域にえがおが循環するコミュニティ経営

≪オープニングセミナーゲスト講師≫
前田 智恵子 (Maeda Chieko)氏
株式会社前田牧場 専務取締役

栃木県大田原にある前田牧場で生産に20年、精肉加工販売に15年携わる。前田牧場では赤身肉が特徴のホルスタイン肥育牛を専属獣医の元で飼育、さらに良質な堆肥で米や野菜を生産し、循環型農業を実践。
地元の直売店や加工業者と共に地産地消にも力を入れ、2019年に前田牧場のお肉が大田原市のブランド品として認定。近年は、お肉の美味しさだけではなく健康や美容、アンチエイジングにお肉がもたらすプラスの効果を発信するためにオンラインセミナーなども開催している。