目標共有面談導入のすすめ


新規事業を生み出したい!社会にもっと必要とされる会社になろう!お客様の課題が複雑になってきた。もはや、企業を取り巻く環境は複雑です。1958年当初の35倍の業務プロセスの煩雑さ、これでは個人主体の成果主義の目標管理がうまく機能するわけはないですね。

もはや一人で事業が完結できるような職場環境ではないのです。これからは個人の主体性を引き出し、協働を促す人事制度の導入が必要とされています。その主体はリレーションシップの目標面談、ぜひ個人主義から関係主義の人事を目指している会社の参考になれば幸いです。

目次

第1章 おざなりにしていませんか?目標管理
  はじめに
  キャリアは自分でつくる時代 
  「ピラミッド型の組織」から「ネットワーク型の組織」へ
  「目標管理」は従来の業績を測る為のツールから経営と

第2章 組織開発の視点から見た課題設定の探し方
  組織の4つの力学から学ぶ目標設定の視点
  イノベーティブな組織風土をつくるための目標管理制度のすすめ方とその視点

第3章 成長でなく、幸福に注目した目標設定
  戦略のユニークさよりも組織のつながりで勝負
  これからの企業経営は成長よりも幸福基準
  成長と老化は紙一重
  組織の老化とエントロピー増大の法則
  自律的キャリア形成を支援するリコーの『目標統合プログラム』
  『目標管理シート』の活用
  上司との面談
  目標管理制度を加速させるその他の制度
  目標管理は成果を測る指標からつながり資産を測る指標へ
  組織変容への問いかけ事例
  個人の変容を促す問いかけ事例
  まとめ

巻末資料(事例集)