自ら出資し自らはたらく!新しい組織の形「ワーカーズ・コレクティブ」法が出来ました!
新しい年が始まりました。
そして、新しい組織のカタチ「労働者協同組合法」が出来ました!
「労働+経営+出資」
はたらく人が自ら出資して自ら経営にも加わる。
2020年12月4日 「労働者協同組合法」が成立し 新しい組織のカタチ(法人格)が得られることとなりました。
公布から2年以内に施行されます。
(厚生労働省) https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/000704106.pdf
第一条 目的
この法律は、各人が生活との調和を保ちつつその意欲及び能力に応じて就労する機会が必ずしも十分に確保されていない現状等を踏まえ、組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、及び組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織に関し、設立、管理その他必要な事項を定めること等により、多様な就労の機会を創出することを促進するとともに、当該組織を通じて地域における多様な需要に応じた事業が行われることを促進し、もって持続可能で活力ある地域社会の実現に資することを目的とすること。
上記(目的)の通り「労働者協同組合」は“非営利”法人と分類されます。
“グレート・リセット”をテーマに掲げ 今年 ダボス会議 が開催されますが
ここにきて「労働者協同組合法」の成立。
「所有」と「経営」の分離を基本原理とする”株式会社”とは異なる仕組み。
「労使」ではなく「協同」で働く「三位一体」の組織のカタチ。
「労働者協同組合」が 労働者の自律性を取り戻し 持続的な経営を後押しする 新しい組織のカタチ となるのか。注目されています。
2021年。田心カフェを通して重ねてご縁をいただいた地域の方との「あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。」のご挨拶からスタート。
昨年9月より、私たち一人ひとりが、地域のつながりを取り戻し、小さくても自分たちらしくはたらく場を創っていこうと、スタートしたコミュニティカフェ「田心カフェ」。
水曜日の「ラープ屋さん」
木曜日の「インドカレー屋さん」
金曜日土曜日の「田心カフェ」お野菜たっぷりグランドメニュー
曜日ごとにコアになる運営者が変わる。
各々が “自ら出資し 自ら料理を作り提供する。全員で売上を共有し使い道を決める。”カタチで運営してきました。
次回は「労働者協同組合」とNPO法人等 他の法人との比較しながら この新しい法人の可能性を考えていければと思います。
顔の見えるつながりを軸に。より主体的に自分らしくはたらくカタチ・自律分散型組織のカタチを創造する。
「労働者協同組合」がその新しい組織のカタチとなるか。
その先に 新しい持続可能な経済 があるのか。
皆さんと学びを重ねていければと思います。