個人の成長をベースにした組織開発


成長しあうためには場が必要

組織開発においては、目指すべき一つの組織の姿が明確にあるわけではありません。

それぞれの組織が対話の中で、自分たちにとっての理想の姿であり世界観を見つけ、それに向けた取り組みを行っていくのです。

例えネガティブな声であったとしても、対話が始まるところから組織の変化は始まります。

そして、組織の変化は個人の変化から始まります。

例えば「仕事がつらい」「やりがいを感じられない」といった声が合った場合、対話は新しい視点と価値観を与えてくれます。

イノベーションが異なるもの同士の接点(Edge)から生まれやすいのと同じように、個人の気持ちの変化や価値観の変化も異なる考え方との接点となる対話を通して促されます。

職場のメンバーとの対話の中で、メンバーが大切にしている思いや、お客様から感謝された体験などを共有する中で、自分たちの職場での仕事の価値や自分の人生における働くことの大切さに気づくことができます。

そして、そのためには場づくりが必要になります。職場においていかに接点を増やしていくか、それは、まずは個人の成長において大切な要素となるのです。

スパイラルの循環

個人の成長は、個人だけでなくチームの成長、そしてチームの成長は会社の成長へとつながっていきます。

さらに、会社の成長は社会の成長とつながっていきます。

そして、社会の成長の影響は会社、そしてメンバーにもどってくるのです。

組織における成長とは、それぞれチームの成長であり、それぞれのチームの成長はそれぞれのメンバーの成長がもとになるのです。

組織開発における関係性の質の向上、そして、そのための場づくりや接点を増やす施策は全て個人の成長につながり、結果として組織の成長につながるのです。

地球上のものすべてが影響を受け合って今の私たちの環境を作り出しています。
私たちは一つのスパイラルの循環の中に生きているのです。

存在する以上は必ず影響を受け合う中で、私たちは選択をしていくことができます。
ポジティブアプローチでありたい姿を描き、それを実現するためのはたらきを私たちは行うことができるのです。