「地域密着」から生まれる繋がりや現場視点の在り方。
みなさん、こんにちは。(有)人事・労務の山﨑です。
「下町しまうまラジオ」第3回目の放送を終えました。
“未来の働くを考える”をテーマに手探りで、3回目まで歩んできましたが
「学校では教えてくれないけれど、人生に必要なエッセンス」を伝えられるようなラジオに
少しずつなってきているのではないでしょうか。
今回のメインゲストは、
東京都台東区に地域密着企業として、在宅介護サービスを展開しつつ、高齢者の声を形に業界初の入浴特化型短時間デイサービスを世に生み出した株式会社いきいきらいふの日下部社長です。
弊社の社労士 畑中とは10年来のお付き合いで、そのご縁もあり今回ご出演いただくことができました。
BEYOND THE BORDER ~境界を越えて他者を助ける社会を創る~
という経営理念のもと、
「介護だからこうしないといけない。」「こうあるべきだ。」「こんなことやってはいけない。」
などといった私達につきまとう固定観念を打破し、
純粋にシンプルにご利用者様が何を求めているかを素直に実現されていらっしゃいました。
入浴特化型デイサービスも、利用者アンケートで一番多かった需要が「お風呂」だったから。
物販の事業を始めたのも、車で送り迎えする際に「買い物に行けなくて困っている」高齢者の現状を知っていたことから、「それなら施設で食料品などを売ったら良いじゃないか!」という発想からスタートしております。
これは、統計などを取った上でニーズを素直に形にするのは簡単に見えてとても難しいのではないでしょうか。
私たちは、日々フラットに物事を見ているつもりでも自分の気持ちや想いが先行して、実は自分の価値観の中で見ているということがあると思います。
さらに日下部社長の凄いなあと感じる部分が、数字やデータに信頼をおきつつ、「想い」が先行することも、トライアルならどんどんやってみよう!とするところです。
田心カフェのお野菜をお届けする「田心便」も利用者さんのニーズをくみ取りつつ使っていただいているのですが、そのおかげでいきいきらいふの社員さんと田心カフェメンバー、さらに利用者さんとの繋がりができ、地域にとって新たな輪を生み出せています。
私は、いきいきらいふさんの在り方がそのまままさに地域密着企業だ!と感じました。
また、田心カフェコーナーは前回に引き続き、浅草寺にも奉納している明治から続く江戸伝統野菜の千住葱の葱善さんです。
地域の小学校をまわり小学校の畑や花壇などでお葱を育てる取り組みをされているそうです!
今、種から野菜を育てたことがない子供たちが多いため、種をとって種を植えることが循環を感じる一番の教育になりますよね。
葱善さんも当たり前のように135年間良いことを行い続け、それが会社のためにも地域のためにも未来の食育のためにもなっている、まさに持続可能的なゼブラ企業だと感じます。
ご紹介した田心カフェのお野菜をお届けする「田心便」はこちらから注文できます⇒ 田心便▼
今回も弊社代表ご意見番「だいすけ」こと矢萩とともにスタジオでお送りしましたが、
自分の想いを語る日下部社長も葱善さんも表情がきらきらされていて、
またそれを真剣に受けて想いを語る矢萩にも、お二人に負けず熱さを感じました。
真剣に向き合って、いつまでも学びつづけて、またそれを伝えていくことが
人生を豊かにする秘訣なのだろう、と経営者に囲まれたミレニアル世代として身が引き締まりました。
また、第3回目まででのラジオという場づくりを通じて、自分自身が小さく始める皆で歩むゼブラの在り方、を体感してきていきます。
例えば今回企画を作ったことで、いきいきらいふのご利用者さんが「葱善さんのお葱食べてみたい!」と思っていただけていたらそんな嬉しいことはないです。
他にもラジオの準備を通して、お客様が来て満足いただけるように整えよう!とカフェの士気が上がったように感じます。
誰かが小さく動き始めることで、伝播が起こりそれぞれの空気が良くなり、文化の質が上がっていく、そのような経験をさせてもらえていることに感謝しています!
ぜひ、放送内容全編は、後日アップロードいたしますので、そこからご覧ください。
引き続き「下町しまうまラジオ」宜しくお願いいたします。